2024-01-01から1年間の記事一覧

【アンナチュラル#1】エンタメとしての頂点を“徹底解剖”

いつも脚本にあれやこれやケチばかりつけているように見える筆者。じゃああなたが文句なしに褒めちぎれる脚本なんてあるんですか? …あるんですね、それが。筆者が「完璧」と称する数少ない脚本の一つが「アンナチュラル」(TBS系、2018冬)。野木亜希子脚本…

【附高生へ届け】探究ポスターデザイン基礎

自分の学校名隠してたのに3回目の記事で明かすとかいう、運営が迷子しているみたいですが、まあどうせ今後辛夷祭の話でバレるのでね。 附高生、69期です。 1年生に探究でこういう話をする機会があれば良かったんですが、あいにくなさそうなので、ここに書…

【大豆田とわ子】の最終回は結局何を言いたかったのか<新歓向け>

最新テレビドラマを最後に分析するだけだと間が持ちませんので、時々このような過去の作品から引っ張ってくる企画も行います。最新作のとは違い、よりストーリー性があり、伝えたいことに特化した文章が書けるかなと思いますので、ご期待ください。さてそん…

【大奥2024】 エンタメとして必要な“脚本のポイント”

フジテレビ系2024冬木曜劇場「大奥」についての分析である。後半に向けて一定程度のTVer視聴回数の伸びなどは見せたが、それを加味しても作品としてはもっとよく伸びる素地があり、微妙に伸び損ねたと思われる。また作品としてはエンタメに忠実なジャンルだ…

【不適切にも】ミュージカルより着目すべきは“カットバック”

記念すべき初回記事はやはりこれからだろう。TBS系2023年冬金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」。宮藤官九郎担当の久々のプライム帯ドラマ脚本としても話題を呼び、終わってみれば一つの社会的現象と言えるまでの高評価を得た。実はこの文章を書いてる自分…